日頃より、株式会社コンフォートプレイスの事業についてご理解とご協力を頂き誠に感謝申し上げます。この度、当法人が運営しておりますデイサービスセンターさくらにおきまして、不正請求並びに法令順守体制の不備が発生し、群馬県介護高齢課による介護保険法の監査を受け、指定の一部効力の停止と不正請求における給付金の返還の勧告を受けることとなりました。

　このような事態が発生し、ご利用者様をはじめ多くの関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。本件の内容や経緯をはじめ、当法人としての対応や今後の対策については関係各位、並びにご利用者様、ご家族様にご報告させて頂くと共に、今後においても利用者様の安心・安全な生活を最優先にサービスの提供に努めさせていただき、信頼の回復に努めて参ります。

今後とも、相変わらぬご支援を賜わりますようお願申し上げます。

令和6年4月25日（木）

株式会社コンフォートプレイス

代表取締役　戸丸正志

記

１：処分の原因となる事実

　①利用者様の利用時間に関わる誤請求

　②看護師配置における法令順守違反

２：介護保険法に基づく処分の内容

　①指定の一部効力の停止（3カ月間　介護報酬を請求できる上限を7割に制限）

　②不適切な職員配置において不正受給した給付金の返還（昨年4，5月分のご請求の返金）

３：改善に向けた改善状況

　①通所介護利用時の請求管理における適切な時間管理を徹底し、現在（令和6年4月現在）は改善しております。

　②令和5年5月下旬には看護師を適切に配置できている。

４：今後に向けての取り組み

　①建物の構造上利用者様が自室に戻ることは容易な環境であり、ご本人の意思を拒むことができない状況であったとはいえ、少しの時間であっても介護保険法に基けば、請求ができないことは明白であった。今後は定期的な管理者研修に加え、現状にも増してより管理者間でのコミュニケーションがとれるような環境づくりにも努めて参ります（月1回の管理者会議に加え、疑問が出れば随時コミュニケーションがとれる場の設定やアプリを活用しての情報交換の導入）。また、今後に向けて「生産性向上」の観点から提示されているチェック項目を参考に自己点検しつつ現状を定期的に顧みていきます。

　②令和5年5月下旬には看護師を適切に配置することができました。ただ、人材不足が叫ばれる現状においては今後も続くことが予測されます。魅力ある職場（コミュニケーションがとれる現場、お互いが助け合える現場、創造性をもって利用者様の生活の質の向上を支え合える職場など）を作っていくことで離職者を減らし、入職応募が増える状況を日頃から意識していくことはもちろんのこと、今回の様な間違った認識による人員マネジメントではなく、法令を熟知することでの正当な人員マネジメントを徹底していけるよう管理者会議、研修等を開催していきます。

　以上の様な項目に関して、行動目標を具体的に設定し、お互いが確認し合いながらコミュニケーションがとれる風土を醸成できるよう努力してまいります。

　改めまして、今回の件に関しまして、関係各位並びに利用者様およびご家族様にご迷惑とご心配をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。

　今後、より一層身を引き締め、信頼回復に向けて精進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

以上